古代ローマ軍やスパルタ軍が採用していたとされるキャリステニクスというトレーニング手法。
その筋トレを始めてから4年近く経過し、もともとコンプレックスだったガリガリ体型を克服する事ができました。

ちなみに左側の体つきはキャリステニクスを始めて2ヶ月経過した時のもの。。
この時に効果を感じていたくらいなので、以前はもっと細かったのです。。
幼少期より
- 骨皮筋衛門
- 栄養失調
- コケシ
- 戦争孤児
- ギブミー
など、男として残念な勲章をそうなめにしてきた過去があります。
悔しかったのでジムに通ったりもしていましたが、上記左側の体型を変える事は叶わず。。
とはいえ、30代になり人生で始めてベルトの上に脂肪がのり、走った時に『お腹の揺れ』を感じた時もあります。
なので、上記のビフォーアフター間にはこんな体型もしていた時期もあるのです。

お察しかと思いますが。。
私は筋トレが苦手です。。。
そんな私でもキャリステニクスを採用した結果、ガリガリを卒業する事ができました。
だから、昔の私のように筋トレで効果を出すのに苦労している方や、これから始めようと考えているのであれば、ぜひキャリステニクスを試してみてはと思います。
この記事では歴4年目の私が感じるキャリステニクスのメリットや選んだ理由を紹介します。
キャリステニクスのメリット&選んだ理由
体を鍛える方法であればジムに通う方法もあります。
しかし、私はジムで行う必要のないキャリステニクスを採用しました。
その理由や、キャリステニクスを行って感じたメリットがこちら
- 効果が目に見えた
- 時間や場所を選ばない
- 関節等を痛め難い
- 体がしなやかになる
- 若返り効果を感じる
- 食事が美味しくなる
- 「キャリステニクス」のコンセプトが好き
それぞれの理由を説明していきます。
キャリステニクスのメリット1:効果が目に見えた
これが一番大きいです。やはり効果が目に見えないと、やるきを維持するのは難しいです。。
- ジムでのトレーニングに費やした時間(約7年)とその結果。
- キャリステニクスに費やした時間(約2ヶ月)とその結果。
この2つでは後者の結果の方が目を見張るものがあると感じました。
正直、自分でも効果を感じられないジムをよく7年も続けられたなと振り返って思います。
というか、最後の方は惰性で行ってしまっていた部分も否めないとこがあります。。汗
自分にとってそこまで痛くない額を払っていたので、
- 運動不測の解消
→好きなもの食べても太らなければ良い - 広々とした湯船に浸かれる
→家の風呂掃除しなくていい
のように、自分に嘘をつき始めたりと肉体改造的な目的が薄れてしまっていた部分がありました。
その結果、100万近いお金をかけて冒頭の左の画像の体型のまま、いつまでたっても変わらない体のまま。。
でも、キャリステニクスを自宅で始めて2ヶ月で効果を少し感じ、4ヶ月目に核心に変わりました。
『これはいける』
と。

ここまで、自宅&器具なしで行ってきました。
キャリステニクスのメリット2:時間と場所に縛られない
キャリステニクスの基本コンセプトは自重です。
なので、あれこれ道具を必要としません。
私も最初の数ヶ月間はダンベルやベンチなど、筋トレ器具を購入することなくトレーニングをしていました。
これによって、さらに3つの得があると感じます。
得1:器具をあれこれ購入する必要がない
古代ローマ軍もスパルタ軍も『ジム』という空間でダンベルやバーベルを持ち上げてはいません。
彼らは体一つで鍛えていたと言われています。
それでもギリシャ彫刻、アキレス像の肉体を見れば、当時そうした体型の人たちがいたと言うのがわかります。
ジムもプロテインもない時代です。
実際、現代でも鉄棒だけ下記のような肉体を手に入れている人たちがいます。


ちなみに、白人が来る前のオーストラリア原住民の体。

私が理想とする体つきです。
今私が使っている筋トレ器具は3種類で、
- 縦:120cm
- 横:120cm
- 高さ:190cm
ほどで収まり、初心者から上級者まで末長く使えます。
→【三種の神器】自宅筋トレに最低限必要な器具3つ【ミニマリスト向け】
得2:支度準備不要(忘れ物の心配がない)
自宅でできるので、ジムに行く準備が必要ありません。
あれこれ、準備してジムに到着した後
『あっ!〇〇忘れた』
といった事がありません。
ジムへの往復の時間も節約できます。
得3:自分のペースでできる
時間・場所を選ばないので、自分がトレーニングしたいと思った時にすぐできます。
これがジムに行くとなると
『うわ〜結構雨降ってるな〜』
とか、なると萎えてしまう事もあるかと。
本当に筋トレをしたい人であれば、そんなの関係ないのかもしれませんが、私の場合は違いました。。
そんくらいの『やる気レベル』でも効果を感じています。
また、ジムでトレーニングをしていると、他の人と器具の譲り合いやマナー等も色々あります。
自分のやりたい種目なども他人が使っていたら待つ必要がありますし、自分が使っていても他の人が待っている雰囲気だと、
『早く終わらせなきゃ』
と、私の場合は思ってしまう性格です。
なので、そうした事と一切関係なく、自分のペースでできるのが魅力的かと。
キャリステニクスのメリット3:関節を痛めにくい
古代ローマ軍やスパルタ軍が採用していたとされるトレーニングスタイル。
そうした事を目的としているので、『体を動かすと痛い』という鍛え方ではありません。
関節を鍛えるとは?
と思うかもしれませんが、ロッククライマー(歴9年)とパワーリフター(歴14年)の腕の腱の太さを比べたのがこちら。

左側のロッククライマーの方が格段に太いのが確認できます。
一般的なボディメイクを目的としたトレーニングは『筋肉のみ』にフォーカスします。
つまり、定められた『美の基準』に向けて特定の筋肉を狙って発達させる方式。
対して、キャリステニクスのコンセプトは『自分の体を自在に操る事ができる筋力』である為、得られる見た目はその結果となります。
実際に体つきを比較して見ます。

肩の発達が凄まじく、アニメのような状態です。

こちらは全体的にバランスよく発達しています。
ボディメイクやボディビルダーの方達は、関節が痛くて痛み止めを飲んでいる人たちも少なくありません。
トレーニングでも
- 肘
- 膝
- 腰
といった関節にサポーターをしている光景をよく見かけます。
→筋トレで体が不自由になる?【脱・大量生産型】の体作りで心身共に健全な身体
ちなみに、以前はウエイトで鍛えていたが関節の痛みに限界を感じ、キャリステニクスに転向した結果、回復したという声も多くあります。
実際、私はトレーニング時にサポーター等は一切使っていませんし、関節の不調とも無縁です。
これまた、サポーターの購入に必要なお金もかからずに済みます。
むしろ、10代・20代よりも『しなやかな体』になっています。
キャリステニクスのメリット4:体がしなやかになる
『筋トレをすると体が硬くなる』
こうした意見を聞いたりするかもしれませんが、トレーニングの選定や行い方、日々のストレッチなどで十分に対策可能です。
実際、私は30代の今の方が以前よりも『しなやかな体』です。

これにより、
- 肩こり
- 腰痛
- 猫背
といった悩みとは無縁で、快適に動かすことのできる身体を維持できています。
キャリステニクスのメリット5:若返り効果を感じる
しなやかな身体を手に入れるとで、快活に動かす事のできる身体がて入ります。
私は、キャリステニクスで体を鍛えてから
『よっこいしょ』
と言う事なくった事に気がつきました。
駅の階段を登るのも苦ではありません。
高校生の頃、札幌駅の階段を一段飛ばして駆け上がっていましたが、20代の会社員時代はもっぱらエスカレーターを使っていたのを覚えています。
しかし30代の今、東京の駅で長い階段を見た時でも階段を使うのに躊躇しません。
これは筋肉が鍛えられる事もありますが、筋トレをすると成長ホルモン(若返りホルモンとも言われる)が分泌されるので、顔つきも変わります。

キャリステニクスのメリット6:食事が美味しくなる
シンプルですが、運動した後の食事はより美味しく感じるかと。
トレーニングによってカロリーを消費しているので、多く食べても罪悪感を感じません 笑
ご馳走に感じます。
最近は、プロテインもかなり改良されて美味しく飲めるのもありますが、私はプロテインはほぼ取っていません。
なので、トレーニングした後はプロテインではなく美味しいご飯を堪能しています。




キャリステニクスのメリット7:コンセプトが好き
先ほど述べましたが、キャリステニクスのコンセプトは
『自分の体を自在に操れる筋力』
『得られる見た目はその結果』
というもの。
私はこのアプローチが好きなのです。
また、自分が理想とする体型もゴリゴリのマッチョよりも、細マッチョ志向なので、キャリステニクスで十分に達成できます。
さらに、キャリステニクスはウエイトとは違った『達成感』があります。
ウエイトトレーニングは基本的に同じトレーニングに重量を加えて負荷を増やします。
つまり、トレーニングの動作はずっと同じ。
例:ベンチプレス80kg→100kgなど
対して、キャリステニクスはトレーニングの種類が変わります。
『できない→できる』
このプロセスが楽しいです。
キャリステニクスを始めた当初は
『自分なんかに逆立ち腕立て伏せ(壁なし)ができるのだろうか』
と、思っていましたが達成できるようになりました。
やっと壁無し逆立ち腕立て伏せで、最後まで下がってからの1回を達成!
— シゲル@細マッチョ養成所所長 (@PrimitiveCndtng) June 8, 2019
このゼロイチの瞬間がたまらない!一回できればあとは磨きをかけるだけ。
何度も失敗して落ち込んだけど、この瞬間が楽しくてキャリステニクスやってます。#自重トレーニング #筋トレ初心者 #倒立の練習 #アラサー pic.twitter.com/ezsU8ZiIuY
この様にできる種目が増えると同時に体が変化していく。

このスタイルによる自分の成長が嬉しいと感じる性分。