これから筋トレを始めようと思っていて
と悩んでいる場合は、この記事の内容を参考にしてみてください。
プッシュアップバーの購入を考えているということは、少なからず自重トレーニングに興味があるorやろうと思っているということですよね。
なので自重トレーニング歴3年の私の意見もお役に立てるのではと思います。
ちなみにですが、自重トレーニング3年目にして、ガリガリだった自分がここまで成長することができました。

結論から先に言うと、プッシュアップバーに関しては「あえて買う理由がみあたらない」と言うこと。
私自身使っていませんし、これからも購入するつもりは全くありません。
この記事では、
- プッシュアップバーの必要性を感じない理由
- プッシュアップバーの役割への疑問
- プッシュアップバーよりもオススメの筋トレ器具
の3つを紹介します。
プッシュアップバーがいらないと思う理由
私は筋トレを行う上で、
というのがあります。
もし、あなたが
というのであれば、プッシュアップバーは役にたつのかもしれません。
もちろん、私が筋トレを始めたきっかけは体型コンプレックスの解消です。
ジムに通っていた時の話ですが
- 更衣室で湿布をたくさん貼っている
- 腰にベルトを巻いてトレーニング
- 膝・肘にサポーターをしてトーニング
- 手首にベルトをして懸垂
- 手首にベルトをしてデッドリフト
といった光景をたくさん目にしていました。
ガリガリだった私は、体型を克服するためにはああいったサポーターが必要になるくらいのトレーニングが必要なのかな・・・?
と思っていたのと同時に「ちょっと嫌だな」とか「なんか違う気がする」と感じていました。
筋肉って本来体を動かすためにあるのに、トレーニングして体を痛めているのって本末転倒な気がするという考えを捨てられないのです。
もちろん、本人たちが好きで行なっているのであれば、文句を言うつもりはありませんが、私は別の道はないものだろうかというスタンスです。
そしてたどり着いたのがキャリステニクスという古代ローマ軍やスパルタ軍が採用していたと言われるトレーニングスタイルです。
基本的なコンセプトは「自分の体を自在に操る」ということ。
得られる筋肉はその結果というスタンスです。
自分の体を操るわけですから、関節等の痛みを抱えている状態では難しくなります。
このような私の筋トレに対するスタンスがあるので、プッシュアップバーが提供してくれる効果や役割に疑問を持ってしまうのです。
プッシュアップバーの効果&役割への疑問
プッシュアップバーの効果としてあげられるのが
- 手首への負担軽減
- 可動域が増える
- より高い負荷をかけることができる
- 効率よく筋肥大できる
といったことをネット上でみたりします。
それぞれに対して私は次のような疑問をもってしまうのです。
手首への負担軽減
腕立て伏せで手首を痛めてしまう原因は
- 握力不足
- 手の置き方
- 柔軟性不足
によるものです。
腕立て伏せを行うときは、手のひらをただ単に床に置くというのではなく、指をしっかりと広げ床を握るように力を入れることで、手首にかかる負荷を指先に分散し逃すことができます。
手をなんとなく置いてしまうと、負荷となる体重が手首で留まり負担が大きくなります。

試しにおでこに軽い掌底と張り手をイメージしてみてください。
掌底の方が手首にもおでこにも局部的な衝撃を感じますよね?
手のひら全体で叩いた時と衝撃の感じ方がちがうと思いませんか?
私は、この手の置き方を意識し続けていますが、体の全体重を負荷にする逆立ち腕立て伏せをしても手首が痛くてできないということはありません。
倒立腕立て伏せもボトムポジションから少しずつ上がれるように!
— シゲル@キャリステニクス&間欠的断食 (@CalibertyStyle) 2019年5月29日
一気にジャンプで到達は難しくとも、一歩一歩の積み重ねで目標は達成できる。#筋トレ初心者 #肩の筋トレ #体幹トレーニング #自重トレーニング pic.twitter.com/acEOlTL1aN
逆立ちの頻度を週2からほぼ毎日にしたら、やりすぎ感は否めませんでしたが、対策となるトレーニングをした結果、今は問題ない状態になりました。
他にも、手首の柔軟性が不足している場合は、自分にとって過度に手首をそる形になってしまい痛めてしまうという場合もあります。
であれば、根本的な解決策となるのは、
- 握力の強化
- フォームの見直し
- 柔軟性を高めること
と私は考えています。
もちろん、「いや、そんなことより胸に早く筋肉が欲しい」というのであれば別ですが。
可動域が増える
可動域を増やすのであれば、別に厚めの本やレンガブロックでことたりると思います。
わざわざその機能のために数千円払う必要性を感じません。
それよりも、ゆっくりとコントールして下がり、床に軽く触れるくらいで一旦停止してゆっくり上がるだけでも十分に効果があります。
より高い負荷をかけることができる
両手よりも深く下げられるので、負荷が高くなるといのを聞きましたが、どうなんでしょう?
自重トレーニングにおいて負荷の調整は「レバレッジ」と「スピード」です。
レバレッジとは、「テコの原理」を意味し、これを筋トレに当てはめると
ということ。
レバレッジを上げると少ない力で動かすことができる。
腕立て伏せであれば、
- 壁腕立て伏せ
- 斜め腕立て伏せ
という状態。
ぎゃくにレバレッジを下げるということは、
- 足の位置をあげる
- 片手で行う
- 足を開かずに閉じる
- 手を置く位置を体の中心(脇腹付近)にする
という方法があります。
なので、この主張も眉唾ものです。
効率よく筋肥大できる
これも疑問がでてくる主張です。
可動域が広がるので効率よく筋肥大ができるというらしいのですが、ちょっと視点がずれてるかなと思います。
腕立て伏せで筋肉を肥大させるのに大切なのは、プッシュアップバーによって得られる少しの増えた可動域よりも
- 筋トレの負荷の強度(intensity)
- 筋トレの量(volume)
- 代謝物質(乳酸)の発生(metabolic stress)
の方が貢献します。
こんな風に思わずにはいられないので、私自身はプッシュアップバーの必要性をまったく感じず「いらない」という結論に達しました。
資本主義のこの世の中。
本当に必要かどうかはおいておいて、消費者側が価値を感じたらそれが正義なのかなと思ったりもしてしまいます。
→【スペツナズ式?】資本主義と社会主義に見る筋トレ情報の信頼性
私はプッシュアップバーを買うくらいなら、他の筋トレ器具の方が後悔しないと思います。
もし、あなたが私と同じような価値観で筋トレをしたいと言う場合は、私の失敗談と改善してから効果がで始めた点をまとめたメルマガが役に立つと思います。
あなたがネット上やこのブログで探し回る手間を省きます。
私が大切だと思うポイントを最適な順番でお届けします。
興味のある方は、「【30代〜】体型コンプを克服&若々しい身体を保つ為の無料メルマガ」よりメルマガの内容が確認できます。
プッシュアップバーよりもオススメの筋トレ器具
プッシュアップバーを購入するよりも次に紹介する筋トレ器具2つの方が汎用性に優れていると私は考えます。
- ディップススタンド
- レジスタンスバンド
ディップススタンド

ディップススタンドとは、その名の通りディップスを想定して作られたミニ平行棒です。
プッシュアップバーのように使いたい場合は、足を椅子に置くなどして高さを合わせることができます。
高さがあるのでニーレイズも行えますし、パイクプッシュアップの可動域をがっつりと深めることもできます。

また、背中を鍛えるインバーテッドロウも可能です。

同じような形状でもディップススタンドの方が高さがある分、汎用性が高いです。
レジスタンスバンド
キャリステニクスをやるらなレジスタンスバンドは一つ持っていて絶対に損はしないアイテムです。
使い方次第で、負荷を高くすることも

低くすることも可能。

それでいてかさばらず、持ち運びも苦にならない。
そして、金額もお手頃なので私が1番におすすめする筋トレ器具です。