幼少期よりガリガリ体型がコンプレックスだった私が、苦節30年のあがきを経てようやく体型改善することができました。

その結果、ほぼ無趣味でつまらない休日を送っていた自分が、今は充実した人生を過ごしている気がします。
ただ、充実しているとはいえ、ネット上で言われるのようないわゆる「リア充」とは違う種類の人間。
基本、大勢でワイワイ・ウェーイが苦手なタイプなので、あくまでひっそりと個人で穏やかな状態で自己満足しているようなタイプなのです。
なので、この記事では
- 体型コンプレックスを克服した方法
- 隠キャ&コミュ障が充実した人生を送っている理由
を紹介します。
なので、もしあなたが今
- 休日がつまらない
- 何か趣味を見つけたい
- 体型を改善したい
と考えている場合は、この男のストーリーがもしかしたら役立つかもしれません。
体型改善がここまで自分の人生を好転させてくれるとは思いませんでしたが、蓋を開けてみたらヨーロッパはオーストリア・ウィーンの郊外まで来ていたのです。

幼少期にいとこのお家でみた、「シルバニアファミリー」みたいな建物がたくさんありました。
なんで、こんな所に来たのかというと、体型コンプレックスを解消してくれた方法と関係があります。
ガリガリを克服した方法
30年間つれそった骨皮筋衛門みたいな体を克服するきっかけをくれたのは自重トレーニングでした。
- 大人数が苦手
- キラキラしたのが苦手
- 基本的に家が好き
- 体育会系のノリが苦手
と言うこともあり、どうもジムという空間に苦手意識をもっていました。
やっぱり雑誌・テレビ・インスタグラム等から得るイメージによってどうも「華やか」な感じがあったので。。
当時、国民皆陽キャな感じのオースト「ラ」リアに住んでいたこともあり、その中でもジムといえば、まさにベスト・オブ・陽キャが集まるような空間だろうという偏見に満ち溢れたイメージを勝手に膨らませていました。
とはいえ、オーストラリアでも常夏の地域に住んでいたので、否が応でも自分の細さが晒されます。
服装で誤魔化すことができません。
そんな風に悩んでいた時に出会ったのが1冊の本

“Convict Conditioning”、つまり囚人たちの体づくりという意味の本。
私は別にアウトローな生活を送っていた訳ではないのですが、なんだろうと思って説明を読んでみると
- ジム不要
- 器具不要
- プロテイン不要
- 6種類の筋トレ
- 体一つでどこでも可能
といった内容で「なんか良さそう・・」と言う事で気付いた時にはアマゾンでポチってました。
この一冊の本が私が自重トレーニングの世界に足を踏み入れるきっかけをくれました。
当時の私は
- まともに腕立て伏せできない
- 懸垂でピクリとも動かない
というくらいの軟弱野郎。
そもそも、まともな腕立て伏せがどういうものかも知りませんでした。
「床に手をついて上げ下げするだけでしょ」?
くらいの感覚です。
そんな私でも今まで関節を痛めて筋トレから離脱という事態にならずにここまで来れました。
それくらい安全にステップアップできたのです。
体型コンプレックスを克服した流れ
筋トレの方法自体は、先に紹介した本を参考にしながら進めていましたが、いかんせん食事方法までは書かれていません。
その結果、私はメタボ予備軍ちっくのような体型になってしまったのです。

人生で初めて走った時にお腹周りの脂肪が揺れるのを感じました。。
我慢の限界に達した私は、ダイエットを決意!
3ヶ月でお腹周りの脂肪をスルスル落とすことができました。

- 空腹を我慢しない
- お腹いっぱい食べても大丈夫
怪しさ満点の案内でしたが、その食事方法と自重トレーニングを続けた結果、どんどん落ちていったのです。
こうして私は体型改善には筋トレだけでなく、食事も大切だと言うことを身を以て経験しました。
それと同時に、「ダイエット=空腹我慢&激しい筋トレ」というイメージがいかに偽りなのかも理解できました。
ただ、この食事方法は「お腹いっぱい食べても痩せられる」方法。
体脂肪を落とした後に、「もうちょっとがっちりした体が欲しいなぁ」と思った時にどうしたものか悩んでいたのです。
なぜなら本当に食べきれないから!
そんな時に知ったのが間欠的断食という食事方法。
これは1日24時間を
- 16時間の断食時間
- 8時間の食事時間
に分ける食事サイクルです。
以前は
「いや、断食とか絶対無理」
と思っていたのですが、今はもうこの食事リズムによる
- 時短効果(1日1食)
- 日中の集中力の向上
- 仕事を途中で中断しなくて良い
- 毎日の夕食がご馳走感覚
というのが気に入っており、元の1日3食に戻るつもりはありません。
それでいて筋肉が落ちると言うこともないので非常に満足しています。
→断食で筋肉は落ちません。16時間断食を毎日1年以上続けた結果で証明
で、こんな風に体型コンプレックスを解消した結果なんで人生が充実し始めたのかと言うと、いろんなことに興味がで始めたのです。
休日・人生が充実し始めた理由
巷には「筋○レが最強のソリューション」などと、まるで宗教チックなスローガンを聞いたりしますが、私自身は別にそこまで賞賛するつもりはありません。
それでも、私が自重トレーニングで体型を改善した結果、人生が充実してきたなぁと思えるのは自分の興味が増えた事に起因します。
自重トレーニングを通じて趣味の範囲が広がったのですが、ざっと紹介すると
- 食事が楽しくなった
- 旅行時に深く楽しめるようになった
- 筋トレがRPGゲームになった
の3つがあります。
食事が楽しくなった
筋トレで体づくりをしている人の食事ってなんだか
- 甘ったるいプロテイン
- グチャっとしたオートミール
- 小分けにされた食事
といったイメージを持たれている方もいると思います。
でも、なんといいますか、大会目的などでキレッキレの体を目指しているのでなければ、そんな食事は必要ないです。
冒頭に紹介した私の体は、そうした食事方法ではなく
- 白いご飯
- 大好きなカツオのたたき
- マグロの刺身
- 時々唐揚げ&とんかつ
- いくらと鮭の親子丼
- ホタテの刺身
- 豚丼
- 焼き鳥
- 鯨の刺身
- タコ刺し
- ジンギスカン
など、美味し日本食を毎日堪能して得ることができています。
港町からプロテイン(タンパク質)が届く。
— シゲル@自重トレ&ミニマリスト&ノマド (@PrimitiveCndtng) August 17, 2019
海の幸のタンパク源に恵まれすぎて幸せだ…
北海道滞在も残り1ヶ月ちょっと。
この半年プロテイン飲んだのかた指で数えられる程度。
今日も筋トレでご飯がより旨い!😋#海の幸 #刺身 #新鮮魚介類 #ホタテ #タコ #鮭 pic.twitter.com/qR0bR9mUkO
自分が30代に突入したのが理由かわかりませんが、40・50になってもプロテインを飲み続けたいとは思わないのです。
でも、できれば引き締まった体型は維持していたい。
そして、それは十分に可能です。
プロテインやサプリに頼らないご飯を楽しめるようになったことで、日本各地の美味しいご飯にも興味を持ち始めました。
旅行時により楽しめるようになった
体づくりに必要な知識・原則さえわかって入れば、旅行先でも十分にご飯を堪能できます。
筋トレの為に旅行中の食事を犠牲にすることもありません。
また、旅行中の食事だけでなく行ってみたい場所も増えました。
というのも、先ほど私は関節の痛みと無縁とお伝えしましたが、10代・20代の頃に比べて、よりしなやかな体を手に入れています。
年を重ねると
- 体が硬くなる
- 肩がしぼむ
- 腰がまがってくる
- 肩が上がらなくなる
などなど、体の不調を感じ始めると言われています。
しかし、私たちの体というのは数百万年という年月をかけて地球の自然環境の中で勝ち抜いて行く為にデザイン・設計されて進化して来ました。
その骨格や筋肉の作りと現代の生活環境との間にミスマッチが起き、このような不調を引き起こしていると提唱するのが「進化医学」という分野。
だから、健全な体・骨格を維持したければ、人類が本来使って来た体の動かし方を定期的に取り入れることが大切。
体型コンプレックスを自重トレで解消し、食生活も変わった結果。
— シゲル@自重トレ&ミニマリスト&ノマド (@PrimitiveCndtng) August 14, 2019
「もっと筋肉を」ではなく、無縁だった人類学に興味がわく。
そもそも自分の身体はいかにしてこのような機能・作りになったのか。
非常に興味深い。もっと学んで健康的な身体の維持に役立ててみる#人類学 #人体600万年史 #進化論 pic.twitter.com/Wu0CUk10v5
なので、人類の祖先である、チンパンジーやオランウータンを彼らの生活環境でみてみたいなぁと興味の範囲が広がりましたし、現在も狩猟採集スタイルの生活を送っているマサイ族等にも興味をもったのです。
ちなみにですが、私が実践している自重トレーニングはまさに「人にとって自然な動き」を抑えたものなので、関節を痛めるリスクが低いのです。
そして、自重トレーニングとウエイトの違いに、成長の尺度が扱う重量だけではないということがあります。
つまり、自重トレーニングはまるで自分を主人公としたゲーム感覚になるのです。
筋トレがRPGゲームになった
ウエイトを使ったトレーニングは、負荷を高める時に重量を重い物に変えますす。
それに対して自重の場合は自分の体重はそこまで急激に変えることができません。
では、どうするのか?
ここが私が自重トレーニングがお金のかからない趣味になりやすい理由だと考えています。
新しいウエイトを買うことなく、ジムに通うこともなく負荷を高める為には、よりレベルの高い種目を行う必要があるのです。
これがゲームでいうステージクリアのような感覚になるのです。
例えば、腕立て伏せでは肩も鍛えられるのですが、肩への負荷を高めたエクササイズに「逆立ち腕立て伏せ」があります。
10代・20代でできもしなかった逆立ちですが、きちんと手順を踏んでステップアップすれば30代でもできるようになったのです。
やっと壁無し逆立ち腕立て伏せで、最後まで下がってからの1回を達成!
— シゲル@自重トレ&ミニマリスト&ノマド (@PrimitiveCndtng) June 8, 2019
このゼロイチの瞬間がたまらない!一回できればあとは磨きをかけるだけ。
何度も失敗して落ち込んだけど、この瞬間が楽しくてキャリステニクスやってます。#自重トレーニング #筋トレ初心者 #倒立の練習 #アラサー pic.twitter.com/ezsU8ZiIuY
できない→できるのプロセスで得られる達成感ってどの分野でも楽しいものだと思うのです。
胸を鍛えるベンチプレスって、基本的にいつまでも動きは同じです。
対して、腕立て伏せの場合は、片手腕立て伏せ、アーチャープッシュアップなど、様々な種目があるのです。
できなかった片手腕立て伏せが達成できそうな兆しがみえてくるのも楽しいのです。
達成したい目標。
そうして達成すると同時に、体も鍛えられて行くのでより楽しくなってきました。
もちろん、スムーズなステップアップが難しいのもあります。
だから、冒頭で紹介したように、クラシック音楽や神聖ローマ帝国に造詣が深い訳でもない私が、オーストリアのウィーンに来たのは、このステップアップする為の知識を深いレベルで学ぶ為なのです。
上に紹介した書籍の出版社は、世界各地でワークショップを開催しており、私はそれに参加してきたのです。
正直に申し上げます。
左側にテンション高めでポーズしている私は、あくまでも瞬間風速での話です。
その他の時間、9割9分9輪は相変わらず物静かな人間です。
ちなみにこのワークショップではテストもあり、それに合格すると出版社公認インストラクターとして自重トレーニングを教える事のできる資格が渡されます。
そして私はテストに合格することができました。
体型改善が目的で始めた自重トレーニングも気がつけば趣味に変わっていました。
しかもその趣味は
- お金かからない
- どこでもできる
- 健全な体型を維持できる
- ご飯が美味しくなる
と行ったメリットをもたらしてくれたのです。
だから、もしあなたが現在
- 休みの日は暇してる
- つまらない休日をなんとかしたい
- 体型を改善したいけどジムはなぁ〜
と感じているのであれば、私の経験がお役に立てるかもしれません。
さらにですが、蓋を開けてみると体型改善だけでなく、自重トレーニングにはデスクワーク由来の猫背や腰痛の改善にも役立つと感じました。
周りの人間が身体の衰えを口にしますが、そうした事を克服してくれると感じます。
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