もし、
『筋肉の為に健康は捨てました』
このスタンスで体型改善をすることに『いや・・ちょっと・・』と感じるのであれば、私の情報がお役に立てるかもしれません。
これは、以前テレビに出演した男性がプロテインをガブガブ飲みながら発した(または言わされていた)フレーズです。
クソ真面目な私にとっては違和感しかない。
正直、一個人が自分のメディア媒体で発信するならまだしも、バラエティーとはいえテレビでそうした情報発信のあり方になんとも言えない嫌悪感を感じたのを覚えています。
こうしたのもあり、やっぱりテレビというものが好きになれません。
私が筋トレを始めたのも筋肉をつけたい、体型コンプレックスを克服したいという思いから。
でも、今まで一度も『健康を犠牲にして』という、気持ちで行った事はないですし、したいとも思いません。
なので、筋肉をつける代わりに
- 腕を上げると肩が痛い
- 膝を曲げると痛い
- 背中をかがめると腰が痛い
- 体がガチガチで硬い
と言うように、自分の体なのに痛くないようにビクビクしながら動かしたり、痛み止めを飲んだりしてまでトレーニングするようにはなりたくないです。
だって、筋肉ってそもそも身体を動かすために存在しているのに、その機能をぶっ壊してしまうような鍛え方って違うなぁって思わずにはいられないんです。
筋トレを始めるきっかけは、私のように体型コンプレックスの解消の人もいれば、運動不足からくる体の衰えをなんとかしたいという人もいると思います。
筋トレを始めた頃の私は、なかなか思うように結果がついてこなかったのもあり悩みました。
というのも、ジムに行くと筋肉をつけて立派な体格をしている人は大抵
- 膝サポーター
- 肘サポート
- 腰にベルト
- 手袋
といった装備品を装着してトレーニングして、よく会話で
『いや〜こないだ膝やっちゃってね〜』
といった事が聞こえてきたり、トレーニング中に腰を痛めてうずくまってしまっている人もいました。。
だから、
『筋肉をつけるためには、サポーターとかが必要になるくらいのトレーニングじゃないといけないのかな・・』
と少々もどかしさを感じていたんです。
でも、実際に体型に変化を感じてからはそんな心配は消えました。
一度もサポーターとか使っていませんし、プロテインやサプリをガブガブ飲まなくても筋肉をつけて引き締まった体型を手に入れる事は可能です。
私は北海道産のホタテやシャケなどの美味しい海産物とお米を堪能して体づくりを行っています。
でも、世の中にはせっかく筋トレをしても身体を痛めてしまったり、内臓を壊してしまったりする人もいます。
そうした残念な事態を引き起こす要因の一つに『刷り込まれた美の基準』があると考えています。
美しい体とはこうあるべき
美しい顔とはこうあるべき
これらの基準って
- 農作物の規格基準
- ユネスコの世界遺産の認定基準
- 肉牛・乳牛の品評会
と同じに思えてしまうんですよね。。
認定される、表彰されるためには、あらかじめ決められた基準・規格を満たす必要があってそれに従う形で物語を進めるスタイル。
見栄えが悪い、形が悪い、という理由でハネ品として扱われる農作物。。
以前、NHKスペシャルで北海道知床のルシャ湾で、人とヒグマの共存を紹介していました。

このルシャでは漁師とヒグマが共存しているエリア。
その地域をユネスコの委託を受けた視察団がおとづれていたのですが、漁で使ってきた橋や道路、『人工物の除去』を求めていたのです。
つまり、そこに住んでいる人たちが日常的に使っている橋を撤去したり、『そこに住んでいる人の生活は無視』するような要請。
ユネスコ側の主張は人がいない状態が自然
漁師達の主張は人も自然の一部
いや、『UNESCOって何様ですか?』と。。。
反捕鯨団体が日本の沿岸捕鯨に対してもイチャモンつけてきた時も思いましたが、自分たちの主張・価値観が優れている!的な態度でくるのが良い迷惑だなぁと。。
そもそも世界遺産にとかに認定してもらう必要ってある?
世界に認めらる必要ってある?
日本の土地で、資源を枯渇させる事なく何十年にも渡って生活ができているなら、わざわざ外部の基準に合わせて有名になる必要ってあるのかな?
外部の人間がシャシャリ出てきて、人工物の車や橋を使って現地に到着し、そこに住む人たちの生活に対してあれこれ指図する構図は理解に苦しみます。
こうした私の価値観が筋トレスタイルにも反映されているのかもしれません。
テレビ、雑誌、メディアによって勝手に目指すべき美しい基準みたいなのが作り上げられ、そうした団体に『認めてもらう』という事に興味がわきません。
ボディビイルディングとか

フィジークとか

こうした大会に向けて頑張っている人たちをバカにしたり、咎めるつもりは全くないですし、逆にそれを目指して日々頑張れるのはすごい事だと思います。
でもこうした大会の評価の基準って誰が作ったんだろうと思うんです。
以前、フィジークの大会に出たいと言っている人と話をする事があったのですが、彼は毎日ジムに通い、毎日大量のご飯を流し込むように食べ、プロテインをガブガブ飲むようなライフスタイル。
で、印象的だったのが
『フィジークってあれ、骨格の遺伝要素がかなりでかいんですよね・・』
『もともと肩幅広くて、ウエストが細い人が有利なんです・・・』
という彼の発言。。
大会の評価基準を満たすように、『ここはあまり鍛えない』、『ここはがっつり大きく』みたいな感じでメリハリをつけるためのトレーニングを頑張っていました。
決められた形・型にはまる為のトレーニング。
筋肉にはアウターマッスルとインナーマッスルの2種類があって、見た目を作るのはアウターマッスル。
インナーマッスルは体の安定を担っている筋肉です。
ジムにあるマシンを使う事で、アウターマッスルを効率よく狙って鍛えることができるのですが、ベンチに仰向けになったり、マシンに座ったりすると、体の安定をマシンに委ねることになり、インナーマッスルは鍛えられません。
そうなると、どんどん発達するアウターマッスルに対して、インナーマッスルが追いつくことができません。
例えるなら、外見は超豪邸だけど大黒柱はシロアリで食われまくっている状態。
もちろん、これは極端な例ですが、イメージは掴んでいただけるかと。
私はそれよりも、
重いもの持ち上げるより、自分の身体を自在に操る方が魅力に感じる
子供の頃のように関節の痛みとは無縁で自由に動かせる体を維持したい
過度な食事制限はせずに好きなご飯を食べられる
誰かの決めた基準ではなく、自分の遺伝に合わせた体づくり
を行なっています。
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