「30過ぎたら一気にくるよ〜」
ガリガリな人生を29年近く歩んだ私も、お腹周りに脂肪が着き始めた時、知人にこの言葉を放たれました。
あれから、数年経過した今、当時よりは断然マシな体型になり

しなやかで、猫背や腰痛とは無縁で快活に動かせられる身体を維持できています。
そして、毎日美味しいご飯を食べ、ぐっすり眠り、気持ちの良い排便と人間の3大欲求である
- 食欲
- 睡眠欲
- 排泄欲
を存分に満喫しております。
体型に関しては、ジムに7年近く通ってガリガリのままだったり、食事方法に失敗して人生で初めて走った時にお腹の脂肪が揺れるのを感じたこともあります。
他にもタンパク質の多い食事で顔が慢性的なむくみに襲われたこともあります。
おわかりのように私は筋トレが苦手で数々の失敗をしています。。。
そんな私でもいろいろ試して結果を出すことができましたが、30代に突入してから心身ともに「20代の時と変わったなぁ」と思う事が多くあります。
そして、こうした変化は体づくりに置いても反映されるようになりました。
このブログでは、
- 30代以降の身体の衰え、心の変化
- 働き盛りという多忙さ
- 人間の三大欲求
を考慮した上で、私が取り入れている食生活スタイルを紹介しています。
身体作りに関しては様々な「流派」というか、やり方があると思いますが、大切なのは、自分の価値観と合っているかだと思います。
合わないと結局短期間で終わって、元通りになってしまう可能性が高くなると思うので。。。
だからもし、この記事を読んで「あ〜、わかるわ〜」と思ってもらえたら、私の体づくりに関する情報がお役に立つと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
30代になって感じる体の変化
- お腹いっぱい食べたいと思わなくなった
- ウォームアップの効果が顕著にわかる
- 野菜が美味しく感じるようになった
- 体がすぐに硬くなる
- お酒の回復力が衰えた
- LCCがキツく感じるようになった
- 食べ物の好みが変わった
- 傷の治りが遅くなった
いくつか体づくりに関連付けて解説してみます。
30代体の変化1:腹八分目がいい
筋肉をつけるためには「たくさん食べる必要がある」と言われています。
しかし、これが食の細い人や30を超えた人には「しんどい」と感じる部分だと思うんです。
特に消化機能が10代の時よりも活発さを失ってくると、胃もたれや胸焼けが起こりやすくなります。
私も一時期、筋肉の為にフォーカスした食事を実践しすぎた結果
- 顔のむくみ
- 食事が楽しくない
- 頻尿に悩まされる
という事案が発生しました。
食事は楽しく美味しく食べたいし、筋肉の為と思って食べていると自分が家畜になって餌を食べているような気になってしまいました。。汗
1日1食生活はもう5年目に突入していますが、始めた当初(20代後半)は、毎日の夕食が御馳走!的な感じでいっぱい食べて幸せに感じていたのですが、最近はそうでもありません。
美味しいものを味わって腹八分目くらいがちょうど良い。食べすぎると苦しくて逆に気持ち悪くなる。
なので今は、まさに「量より質」という感じで、食事を堪能して体型維持しています。


30代体の変化 2:ウォームアップの効果を顕著に感じる
体が温まった状態が運動パフォーマンスの向上と怪我の予防に繋がるというのを30代に入ってから顕著に実感するようになりました。
実際に怪我をしたわけではないのですが、なんか感覚的に「わかる」んですよね。。
小学校、中学校とサッカー部に所属していた自分は、当時ウォームアップの効果をあまり感じていませんでしたし、重要視していませんでした。
体育の授業の準備体操も適当です。。汗
「これはウォームアップの運動」みたいな線引きを特に意識することなく体を動かしていたと記憶しています。
気が付けが勝手に体が温まってる感じです。
それが今は体が温まった状態とそうでない時では、運動パフォーマンスに顕著な違いが出るのに加え、「いきなり急激な動きをすると痛めるだろうな」と予想がつくようになりました。
そんな状態でも準備運動ってストレッチとかいろいろ体動かさなきゃいけないと思うと、正直面倒なんですよね。。。
なので、私の準備運動は逆立ちで済ませています。
もちろん、これまで運動してきていない人がいきなり逆立ちは無謀なのでおすすめしませんが、負荷を減らした方法でやれば十分だと思います。
この上下逆さまになる状態って心肺機能を強化するのに加えて脳に停滞している血流をフレッシュさせる効果もあるのでお勧めです。
→【体操経験ゼロ】逆立ちを日常に取り入れて感じた5つの健康効果【4年経過】
30代体の変化3:野菜が美味しく感じるようになった
私がお腹周りについた体脂肪を落とすの一番役にたったのが野菜です。野菜が美味しく感じ始めたので、これは引き締まった身体を維持するのに一役も二役も買ってくれていると思います。
以前の私は、
「中田英寿さんは野菜を食べない!」「自分も食べなくても大丈夫なはずだ!」
と思い、お肉と炭水化物をどかどか食べた結果、お腹周りに脂肪がつき始めました。。


ダイエットを決意してから野菜を食べ始めた結果、腸に溜まっていた宿便がどさっとでて、3ヶ月後にはシュッと引き締まったシックスパックを手に入れました。

今は毎日野菜サラダを作って美味しくいただいていますし、野菜を定期便購入しようと考えています。
30代体の変化4:体がすぐに硬くなる
体を意識して動かさないとすぐに硬くなると危惧しています。
特にデスクワークなので座っている事が多い為、繁忙期で身体を動かすことができないと、硬くなり始めるのを感じます。
どんなに忙しくても1週間に1回はトレーニングを取り入れて、体を動かすようにしています。
動かし始めは硬く感じますが、徐々に体が温まってくると、元に戻るのを実感するのでなんとか時間は作ります。
その為に時短家電を生活に取り入れています。
時短家電その壱:スロークッカー。
— シゲル@壮年期(30代)からの身体作り (@PrmitiveCd) March 4, 2021
ざく切り野菜と肉を朝に投入すれば、帰宅時に柔らかい肉煮込みの出来上がり。バゲット購入で夕食完了。投入する食材は前日の夜に準備すれば、朝にゆとりが生まれます。夕食の準備もいらないので読書タイム増加
放任主義、放置プレイが好きな方にお勧めしたい。 pic.twitter.com/mS0RJHwu13
30代になって感じる心の変化
- 食べ物の中身が気になるようになった(食べ物に金かける)
- 綺麗好き度がアップした&物欲が消えた
- 徹夜作業はしたくなくなった
- 音楽の趣味が変わった
- 怒らなくなった
- 親孝行を意識するようになった
30代 心の変化 1:食べ物に気を遣うようになった
先ほどの「量より質」に近いのですが、食べ物を選ぶ際に「美味しいもの」と「体に優しいもの」に意識を向けることが多くなりました。
「この食べ物には何が入っているのだろう?」
といった疑問を投げかける感じです。
毎回ではないのですが、気にする頻度が多くなったように思います。
でもって、体に負担のかからない自然に近い形で生産された食品や飲料が美味しく感じるようになりました。
コンビニで買えるワンカップのお酒や安いワインよりも、本来の製法でしっかりと作られた日本酒やワインの方が飲みやすく、そして美味しく感じます。
また、お肉を買うにしても加工肉を使ったような食品は避けるようにしています。

上は「サーロイン」と書いてますが、本物のサーロインとは別物です。。。
原材料名にいろいろ含まれているのがわかりますが、本物は肉と牛脂だけです。

鶏肉も買ってきたら毒消し作業を行うようにしています。スーパーで安く売っている鶏肉の場合は、これをしないで食べると気持ちが悪くなる傾向がりますので。。。
とはいえ、このまま体に優しい事ばかりしても、逆に「甘やかす」になってしまい、どんどんこうした毒物への耐性が弱くなってしまうのも考えものと思うようになりました。
なので、自分の体と相談しながら定期的にジャンクフードを食べるのも、悪くはないと思っています。
30代 心の変化 2:綺麗好き度がアップ&物欲ダウン
自分の生活環境をできるだけ簡素にしたい思いが強いです。家具家電などで、家の中がごちゃごちゃするのが好きではありません。
あれこれ物を購入せず、基本必要最低限で済ませたいと感じてます。
なので、トレーニング器具も
- 鉄棒
- 吊り輪
- レジスタンスバンド
の3つで十分です。
場所も取りませんし、時には部屋干しツールとしても大活躍。
シンプルイズベスト. 部屋干しにも使える。
— シゲル@壮年期(30代)からの身体作り (@PrmitiveCd) February 28, 2021
【三種の神器】自宅筋トレに最低限必要な器具3つ【ミニマリスト向け】https://t.co/52Rjdp6E9e pic.twitter.com/HoYhDqnaSG
30代 心の変化 3:親孝行を意識するようになった
10代後半から実家を離れ、10年近くオーストラリアで過ごして帰っきてみると、そこには年老いた両親がいました。
まぁ、なんとも言えないショックを覚えたのを覚えています。。
で、色々と苦労をかけたんだろうなぁと思うと、何も恩返しができていない自分が情けなくなったのもあり、親孝行について何ができるか考えました。
最終的に「これだ!」と思ったのは、「体に優しい美味しいお肉」を送ってあげることでした。
で、結果のほどは大成功!
胃がもたれないんだわ
お父さんも嬉しそうにカルビ食べてたよ
お肉は胃がもたれるからもう諦めてたから、嬉しいわ
と電話口で嬉しそうに話しているのが聞けて送ってよかったと思いました。
→【リピ確定】年老いた両親への親孝行におすすめな激ウマグルメ
「また送るよ」というと「いいのかい?」と断らないから、気を遣って喜んでくれたのふりをしたのとは違うと確信に変わりました。
でも、やっぱり先にあげた加工肉と違い、人間の体に優しいお肉はお値段がはります。
だから、頑張ってお金を稼ぐ必要があります。その結果、筋トレに避ける時間は限られます。
筋トレに多くの時間は割けない
働き盛りの年齢ともなると、筋トレにがっつり時間を費やせる人ってなかなかいないと思います。
それこそ、私自身は「筋トレが大好き!」というわけではなく、どちらかというと身体メンテナンス目的の方が強いので、日常生活の中でも優先順位は高くはないです。
ただ、最低でも週に1回はトレーニングしないと何とも言えない焦燥感が生まれるのでやりますが、どちらかといえば空いた時間は本を読むか仕事をしたいと思っていまします。
そこで活躍するのが時短アイテム達です。
時短の基本は放置です。
私が今のところ愛用しているのがスロークッカーちゃん。
適当に切った具材を朝突っ込んでスイッチオン、夜帰宅したら夕食ができあがっている状態が最高なのです。
時短家電その壱:スロークッカー。
— シゲル@壮年期(30代)からの身体作り (@PrmitiveCd) March 4, 2021
ざく切り野菜と肉を朝に投入すれば、帰宅時に柔らかい肉煮込みの出来上がり。バゲット購入で夕食完了。投入する食材は前日の夜に準備すれば、朝にゆとりが生まれます。夕食の準備もいらないので読書タイム増加
放任主義、放置プレイが好きな方にお勧めしたい。 pic.twitter.com/mS0RJHwu13
しかも火を使わないので火事の心配もありません。
三大欲求を満たす生活
このブログの趣旨は人間の三大欲求である
- 食欲
- 睡眠欲
- 排泄欲
これらをしっかりと満たせる身体作りです。
筋肉の為、ダイエットの為と自分の食欲を無視しすぎないで、食事を楽しむ事。
普通は寝て起きたらすっきりするはずなのに、たくさん寝ても疲れが取れないという人が少なくありません。
寝起きは腰がいたいという声もよく聞きます。
科学技術の発達で、いろいろ「快眠グッズ」なるものが販売されていますが、不眠症や睡眠で悩む人の数は一向に減りません。
であれば、解決策は快眠グッズより大切なものがあると私はみています。
排泄欲も同じです。筋肉のためとお肉ばっかり食べて便通が悪くなったりするのは残念です。
毎日快便というのは本当に気持ちの良いものです。
美味しい物を楽しく食べ、夜はぐっすり眠り、朝はスッキリした状態で起きる。
便意を感じたらトイレでスポンと快適に排泄欲を満たし、お腹スッキリで一日が始まる。
そして、体型は程よく引き締まり、関節も自由に動かせて、階段の上りも苦にならない。
このブログは私自身の体験に基づいた上で、そんな身体を維持する為の情報を発進しています。